こんにちわ、Rielです♪
母乳育児をされているママさんは、おっぱいがカチカチに張る経験をしたことはありませんか?
「おっぱいが張っている=母乳がたくさん出るのは良い母乳」だと思われがちですが、実は間違った知識かもしれません。
なぜ張ったら良い母乳ではないのか、その理由について私の経験をもとに詳しくお話ししていきますね!
差し乳と溜まり乳の違いについて
母乳がでるおっぱいには「差し乳」と「溜まり乳」の2種類があります。
差し乳とは、赤ちゃんが乳首をくわえたときに母乳が湧き出てくることを言います。
また、溜まり乳とは、作られた母乳がどんどん溜まっていき、おっぱいがカチカチに張る症状のことを言います。
母乳育児=我慢するものだと思っていた
産後間もない時は、赤ちゃんがうまくおっぱいを吸うことが出来ない為、母乳がどんどん作られてカチカチに張っていきます。
おっぱいを触るだけで激痛が走る…なんて経験をしたママさんも多くいらっしゃるようですよ(私もその1人でした)
当時息子の授乳をしていた頃の私は、

と、なぜかこのように勝手に思い込んでおりました(苦笑)
しかし、おっぱいの張りがあまりに痛いので、周りの先輩ママさんに相談したら「ほっておいたら乳腺炎になる可能性があるから、すぐに産院にいっておっぱいマッサージをしてもらっておいで!」と言われたのです。
後日病院に行って、助産師さんにおっぱいの状態を見てもらいました。
すると…、乳腺炎になる前の症状【白斑】になっておりました。
白斑とは、乳首の先端にニキビのような白い点ができてしまい、母乳が出てくるところをふさがれている状態の事を言います。
これが悪化すると、母乳がどんどん溜まっていき、おっぱいがカチカチに張ってしまってママの体調が悪くなるのです。ひどい人は39度以上の高熱を出して、母乳育児を中断せざるをえない状態になる人もいるとか…。
※ここまで症状が悪化すると自分では対処できません。心当たりある方はすぐに病院へ行っておっぱいマッサージ、または助産師さんに相談してくださいね。
話を戻しますが、”授乳するのは痛さを伴うもの”だと思っていた私は、助産師さんに授乳に関して2つの質問をしてみました。
1.おっぱいが張る=良い母乳?
おっぱいが張るのは良い母乳が出ているのか疑問だったので、助産師さんに質問してみました。
こんな方におすすめ
おっぱいが張るのはよい母乳だと思われるかもしれませんが、実は古い母乳が溜まっている状態なのですよ。新鮮な母乳は、赤ちゃんが吸われたときに作られるので「おっぱいがカチカチに張る」症状にはならないです。
つまり、おっぱいが張る=古い母乳が蓄積されているという事になりますね。
2.痛さを軽くするにはどうすればよいのか
おっぱいがカチカチに張って痛いので、どうすればよいのか質問してみました。
こんな方におすすめ
母乳が溜まりやすかったり、Rielさんみたいに乳腺が詰まりやすい人もいたりするので個人差がありますが、張りの痛さを軽くするにはひたすら赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことで楽になります。
しかし、生まれて間もない赤ちゃんは、おっぱいを吸う力が弱いので中々張りが収まらないと思います。そんな時は手や搾乳器などを使って搾乳したり、ヒエピタや濡れタオルで痛いところに当てて、少しおっぱいを冷やしてみましょう。ただし、冷やしすぎると母乳が作られなくなるので注意してくださいね。
生後半年の場合多くの方はまだ溜まり乳だと思いますが、だんだん慣れてきて新鮮な母乳(差し乳)が作られるようになってきます。今はつらい時期ですが、いずれ楽になるので頑張ってみてください!
先ほど言った方法で改善されなくて、おっぱいの張りが続いている場合はまた産院に来て相談してみてください。
このように親切に説明してくれ、続けてこう言いました。
こんな方におすすめ
本来授乳するときは痛さを伴わないものですよ。ほとんどのママさんは我慢するものだと勘違いしています。中には母乳が出るのに、痛いのが辛いという事でミルクに替えられる方もいらっしゃいますが、できれば諦めず、頑張って吸わせ続けてほしいですね。
赤ちゃんは次第に吸う力が強くなってきます。それと同時に授乳する間隔も落ち着いていき、新鮮でおいしい母乳が湧き出るようになるので、母乳が出るリズムが作られるまで頑張ってくださいね♪
産後1ヶ月頃から、おっぱいがカチカチに張って、あまりの痛さに寝れない日もありましたが、助産師さんの言葉を聞いてひたすら吸わせ続けました。
すると、5ヶ月くらい経った頃におっぱいの張りがおさまってきたのです。
母乳がきちんと出ているのか不安でしたが、息子の体重をはかると増えているので心配なさそうでした。
そうおもった瞬間でもありましたね!
ところで、なぜ差し乳に切り替わったのが分かったのか?その件について、簡単にお話ししていきますね!
差し乳と溜まり乳の違いとは
今だから思う、溜まり乳だったときのおっぱいの状態は、
- カチカチに張りやすい
- 石のように固い所があった
- 授乳したばかりなのにまだおっぱいが固い
この3つが印象に残っています。
反対に、差し乳になったと思った時のおっぱいの状態は、
こんな方におすすめ
- 子供が泣いたり授乳時間になるとおっぱいがツーンと感じる
- 授乳し終わったらおっぱいがふにゃふにゃになる
- おっぱいを触るとフワフワである
こんな感じですかね?
おっぱいがツーンと感じるというのは、「あ、今母乳が作られている!」とわかるんですよ。その直後、ゴクッゴクッと音を出しながら、息子が母乳を飲んでいるのを確認できました。女性の体は本当に不思議ですね(*‘∀‘)
まとめ
おっぱいが張ったら良い母乳が出ていると思っていましたが、助産師さんにきいたところ、じつは古い母乳が蓄積されたことが原因でおっぱいがカチカチに張っていたということがわかりました。
差し乳と溜まり乳に関しては、私の経験をもとに書いているので参考程度にお願いします♪
おっぱいがカチカチに張った時の対処法としては、ひたすら赤ちゃんに吸ってもらうということですが、それでも改善されない場合は、放置せずかかりつけの産院に一度相談してみてくださいね!